生命体認証

 

 

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◆私が私であることの証明

 現在、食事やショッピングをはじめ、公共料金までをクレジットカードで決済できるようになり、またクレジットカードの支払いしか受け付けないサービスも出現したことから、現代社会においてクレジットカードは生活の必需品となりました。特に海外旅行に際しては、クレジットカードが必須であると言われるほどです。

 

 ところで1950年に出現したクレジットカードは、私が承認する行為の証とする直筆サインから数字4桁の暗証番号入力による決済方式に進化しました。このことは、電話回線を使用したコンピューターシステムの技術革新と、クレジットカードの不正使用を回避するためにクレジットカード会社が承認を行う方式に変わったことに起因します。また、インターネットの世界では、パスワードを6桁以上に設定した上で、定期的に変更することが求められます。

 

 1940年代、米国実業家のマクナマラ氏がレストランで食事をした際に財布を忘れたことをきっかけに、現金を持ち歩かなくても自分のことを知らないレストランで食事ができる決済システムとして、1950年に世界初のクレジットカード会社であるダイナースクラブを設立したと言われています。


 近年、キャッシュカードやクレジットカードの偽造や、パスワードの漏洩、スキーミングが大きな問題となっていますが、決定的な解決策は実用化されていません。理由は、高精度な技術が開発されていないからではなく、『私が私であることの証明』の仕組みが出来上がっていないからです。

 

 『私が私であることの証明』とは、第三者が私に成りすましができない状態であり、かつ私の固有の情報で私を特定することです。その為、指紋パターン撮影方式による個人認証や、静脈血管パターン撮影方式による個人認証は、容易に偽造ができることから海外において金融関連の決済手段や公的身分証明の個人特定方法として採用に至っていません。

 

 

◆新しい個人認証の必要性(The World Is Flat)

・ビザ緩和政策も含む大陸間、国家間移動の利便性向上

・インターネットやスマートフォンの普及によるコミュニケーション形態の変革

・電子情報・電子決済によるビジネススタイルの進化

 

 人が対面することなく様々な取引ができるようになってきた現在、何かのきっかけで突然相手の目の前に現れたあなたを相手は受け入れてくれるだろうか。『私が私であることの証明』を求められるかもしれない。

 

1)指紋パターン撮影方式による個人認証

   2005年、マレーシアで所有者の指を切断して指紋照合車のベンツを強奪

   2008年、韓国女性が指紋シールを指に貼って日本に不法入国

   

   <模擬指、シリコン、粘土類を用いると撮影方式のパターン認証では誤動作>

 

2)静脈血管パターン撮影方式による個人認証

   <静脈血管をレーザーで感光体に投射した模擬指でパターン認証を誤動作>

 

3)個人認証における体温、心音での補助的認証方法

   <模擬指にコイルを巻くことで、熱発生や音信号を再生 → 誤動作>

 

 映画や海外ドラマのワンシーンのように、セキュリティを突破するために、指、手または眼球を分離させられるかもしれない。人をあおる過激な描写は、きっとありえないだろう。特に、映画にみられるような、バイオメトリクス認証に必要な部位を取得した後、物言わぬ状態にしてしまう生命を脅かす行為など。

 

《 重要な財産や大切な権利を主張する私を証明する新しい個人認証の必要性 》

    A) 知らない土地でも私を照合できるパスワードは、指紋等の生体情報

       ・早い人で半年で変化する静脈血管位置情報は使用しない

       ・表面撮影方式は容易に偽造できるので使用しない

       ・DNA照合は時間を要するので使用しない

    B) ICカードやパスポートに初期登録されたパスワードと本人を認証

       ・目の前のIDキー(ICカード等)とのPW照合(ファーストチェック)

       ・通信回線を介してセンターとのID照合(ダブルチェック)

       ・通信回線を介してセンターとのPW照合(トリプルチェック)

    C) 指紋等の生体情報は、目の前の認証装置でしか再現できない仕組み

       ・指紋等の生体情報は、日々の生活で漏洩していることが前提

       ・毛細血管の血流測定が生きていることを担保する認証の要件

       ・私の固有情報で、私を特定する仕組みが、私の存在を立証

 

 全国民に統一の社会保障番号が与えられた後、近い将来、ドライバーライセンスやパスポート、そして民主選挙に至るまで『私が私であることの証明』を随時求められる時代が到来するかもしれません。私たちの提案する“血流個人認証”は、生命の危険を及ぼすことなく私が私を特定することができる生命体認証です。

 

 これからの時代、自由に往来できる世界中の個人が『私が私であることの証明』を安心・安全に生活できる世界標準の仕組みとしてのセキュリティ認証を実現します。

生命体認証とは

 

 

 

◆血流個人認証の活用モデル

ICパスポートによる入出国管理システム

クレジットカードの決済システム

ATM認証システム

社会保障カード/住民IDカードの個人認証システム

選挙の受付認証システム

重要施設の入退出、金庫などの開錠システム

コンビニエンスストア等での住民票等の公的証明発行     等